Steam Next Festやセール期間中に24時間配信を行う方法
Steam Next Festやセールでは、数日のうちにストアページへ訪問者が一気に押し寄せます。その期間に常時配信を行うための計画方法として、ループに入れる内容、開発者ライブのタイミング、PCを占有せずに1週間配信を続ける方法を解説します。
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この記事の内容
Next Festやセール期間中にSteamで24時間配信を行うには、ゲームプレイ、トレーラー、開発者のコメンタリーを組み合わせ、録画であることを明示したループを作ります。そのうえで、配信用アカウントの承認がイベント期間全体をカバーしているようにし、1週間スリープしない仕組みからループを送り出しましょう。さらに、予定を決めた開発者のライブセッションをいくつか重ねます。
フェスやセールのトラフィックは短期集中型です。訪問者の大半は数日以内に訪れ、多くはゲームを検索したのではなく、ブラウジング中にたどり着いた人です。このガイドはSteamストアページでの配信の基本を知っている前提で、イベント週そのものの計画に焦点を当てます。
この記事のポイント
- Next Festは年に数回、約1週間開催されます。セールにも決まった期間があります。
- 録画と明示した常時配信のループに、予定を決めたライブセッションをいくつか組み合わせましょう。
- 配信許可がイベントの全日程をカバーしていることを確認してください。
- 成果はイベント前のウィッシュリストの基準値と比べて判断します。
Next Festとセールの期間が計画をどう左右するか
Steam Next Festは、未発売ゲームのプレイ可能な体験版を中心とした1週間のイベントです。Valveのドキュメントでは2月、6月、10月の開催が記載されており、1つのゲームが参加できるのは1回だけなので、この1週間は一度きりのチャンスです。季節のセールや独自の割引も、決まった日程で行われます。
Next Fest中のライブ配信は任意です。ValveのNext Festのページでは、配信をフェスのスケジュールに載せる特別なライブ配信イベントについて説明されています。作成できる数には上限があり、注目枠に表示されるのはそれぞれの開始直後の短い時間だけです。上限は変わる可能性があるため、参加する回のスケジュールのページを読んでください。
この仕組みから、2層構成が見えてきます。宣伝枠用に予定を組んだいくつかのライブセッションと、それ以外の時間もページを動かし続けるループです。
フェス用ループに入れる内容
フェスの訪問者が割いてくれるのは数秒だけです。ループのどの部分も第一印象として機能するようにしましょう。
- 10〜20分単位の体験版ゲームプレイ。体験版に含まれる内容をそのまま見せ、ダウンロード後に驚かれないようにします。
- 20〜30分ごとのトレーラー。ループの途中から来た人のためです。
- 事前収録した短い開発者コメンタリー。ゲームの仕組み、ボス、設計上の判断などを解説します。
- ウィッシュリストへの追加を促す案内。テロップやエンドカードとして映像に組み込みます。
- 字幕。多くの訪問者は音を消して閲覧しているため、トーク部分に付けます。
ループが一巡するまでの長さは60〜90分を目安にしましょう。音楽は自分が権利を持つもの、通常はゲームのサウンドトラックを使います。Valveの配信FAQでは、録画済みの映像にはライブではないことを示すバナーやタイトルを付けるよう求めているので、必ずそうしてください。録画の中で「今ライブ中です」という偽りの場面を演出するのは厳禁です。
ループと並行して開発者ライブの予定を組む
ライブセッションは質問に答える場であり、ValveのNext Festのヒントでもまさにそれが推奨されています。配信チャットを有効にし、質問を受け付け、視聴者と話しましょう。計画的に組み立てることが大切です。
- 視聴者の夜の時間帯をカバーします。世界向けのゲームなら、ヨーロッパの夜とアメリカ大陸向けに1回ずつ試しましょう。
- 毎時ちょうどに開始します。Next Festのライブ配信イベントを使う場合、Valveのスケジュールの指針は1時間単位の枠を前提にしています。
- 先にループを止めます。ライブセッションで同じ配信用アカウントを使う場合は、終了後にループを再開します。1つのトークンに2本の映像を送ると衝突します。
- 最低でも1時間は配信を続けます。体験版をプレイしながらチャットを読みましょう。
体験版のゲームプレイをライブで配信する場合は、体験版の配信に関するValveのページに従ってください。Steamクライアント内蔵の配信機能ではなく、OBSなどのRTMPエンコーダーを使い、本編のApp IDを指定します。フェスが始まる前に、通常の配信イベントでリハーサルをしておきましょう。
1週間、配信許可と配信そのものを維持する
フェスで最もよくある失敗はコンテンツではありません。2日目にループがいつの間にか止まっていることです。次の3点を確認してください。
- 許可の期間。Steamworksの配信イベントで得た承認は、そのイベントのスケジュールに従います。執筆時点でValveのセットアップガイドには、配信はイベント終了後最大24時間まで継続できると書かれています。配信を予定しているすべての日を、イベントまたはストアページの配信設定がカバーしていることを確認しましょう。
- トークンと公開設定。配信は公開で、本編のゲームに設定されている必要があります。送信側を同時に更新するのでない限り、イベント中にRTMPトークンを再発行しないでください。
- 送信するマシン。7日間OBSを動かすスタジオのPCは、OSのアップデート、スリープタイマー、瞬間的な停電のいずれかに見舞われるものです。
イベント前に、公開前に配信をテストする方法のガイドを参考にループ全体を数時間非公開で流し、フェス開始前に始まるよう設定しておきましょう。
StreamHouseでNext Festの配信週を運用する
StreamHouseを使えば、ループを誰かが見張っている必要はなくなります。体験版のゲームプレイ、トレーラー、コメンタリーのクリップをアップロードしてプレイリストを作り、配信用アカウントのアップロードサーバーとRTMPトークンを使ってSteamを配信先に追加します。スケジューラーでフェス開始前に始まるよう設定すれば、あとはクラウド上で動き続け、スタジオのマシンはすべてバグ修正に使えます。
週の途中で、最も報告の多い体験版のバグを修正した様子を見せるクリップを追加したり、一番強い部分を先頭に移したりできます。変更は配信を止めずに次の動画から反映され、不調があっても配信は自動的に再接続されます。ライブセッションの時間になったらループを止めてライブを行い、その後プレイリストを再開しましょう。
同じループをYouTubeやTwitchでも流したい場合は、追加の配信先として登録できます。配信枠は余分に消費しません。チームの権限機能を使えば、マーケティング担当者に請求情報へのアクセスを与えずにプレイリストを管理してもらえます。Steam配信のページをご覧ください。
よくある質問
Steam Next Fest中はライブ配信をしなければなりませんか?
いいえ。Valveはライブ配信を任意としており、完成度の高い体験版の方が重要です。配信する場合は、予定を組んだいくつかのライブセッションと、録画であることを明示したリプレイのループを組み合わせれば、1週間ずっと誰かがカメラの前にいなくても訪問者に見せるものを用意できます。
Next Festの配信は録画済みでもかまいませんか?
Valveの配信FAQでは、ライブではないことをバナーやタイトルで示せば録画済みの映像も認められています。Next Festの予定されたライブ配信イベントには、開発者がチャットに答えるライブセッションが最もよく合います。予定を組む前に、その回のドキュメントを確認してください。
Next Festの配信がウィッシュリストに効果があったかどうかは、どうすればわかりますか?
フェス期間中のSteamworksでの1日あたりのウィッシュリスト追加数を、その前の数週間の基準値と比較し、配信ログや視聴者の統計と照らし合わせます。フェスへの掲載はすべてを一斉に押し上げるため、配信とウィッシュリストの関係は証拠ではなく傾向として捉えてください。
Steamのセール中にも同じ配信ループを使えますか?
はい。ストアページでの配信はフェスに限定されません。画面上のメッセージを割引に触れる内容に更新し、セール期間中は配信許可を有効に保ち、終了したらセールへの言及を削除して、ループが期限切れの価格を宣伝しないようにしましょう。


