YouTubeでクリスマスの暖炉を24時間ライブ配信する方法

クリスマスの暖炉ライブ配信とは、パチパチと燃える本物の炎にやさしいクリスマス音楽を重ねた長尺のループ映像を、シーズン中ずっと流し続ける配信です。映像の撮影・ライセンス取得、Content IDに引っかからない音楽選び、そしてPCなしで11月から年明けまでYouTubeで配信する方法を解説します。

StreamHouse Team公開日 · 読了目安:約12分

YouTubeでクリスマスの暖炉ライブ配信を行うには、暖炉の長尺クリップを自分で撮影するかライセンスを取得し、ライブ配信での使用が許可された薪の音とクリスマス音楽を組み合わせ、つなぎ目のないループに編集してから、11月上旬から年明けまで24時間ライブ配信として流します。クラウドサービスを使えば、パソコンの電源を入れておかなくても配信を続けられます。

暖炉(ユールログ)の配信は、ディナーや集まり、夜更けの時間にテレビで流されます。だからこそ細部が大切です。何週間も続く配信は多くの人に届きますが、よく知られた音源がひとつ入っているだけで配信が中断されることもあります。以下では、映像、音楽、ループ、配信のタイミング、そして見落としがちなYouTubeの設定を順に取り上げます。一年中流せるバージョンについては、自然音・環境音のリラクゼーション配信の運営方法のガイドをご覧ください。

この記事のポイント

  • 暖炉の映像は自分で撮影したものかライセンスを取得したものを使い、テレビのユールログを無断で録画・転載したものは絶対に使わないでください。
  • 有名なクリスマスソングの音源は、ほかの商用音楽と同じように登録されています。ライブ配信での使用が許可された楽曲を使いましょう。
  • 1時間以上のループを作り、つなぎ目をクロスフェードすれば、繰り返しに気づかれにくくなります。
  • 11月の開始と年明け後の終了を予約し、あとはクラウドで配信を回し続けましょう。

合法的に配信できる暖炉の映像

いちばん失敗しやすいのが映像です。テレビでおなじみのユールログ映像や、ほかのチャンネルの暖炉動画は他人の作品であり、それを再放送するのは削除への最短ルートです。問題のない選択肢は2つあります。

  • 自分で撮影する。三脚を使い、露出とホワイトバランスを固定して、安定して燃える炎を30〜60分撮れば十分です。炎と薪にぐっと寄って構図を決め、個人的なものは画面に入れないようにし、カメラを回している間も火のそばを決して離れないでください。
  • ライセンスを取得する。ストック素材サイトでは暖炉のクリップが販売されていますが、ライブ配信や長期間の使用について、ライセンスの内容を必ず確認してください。ストック映像は通常、非独占的に販売されているため、同じ炎がほかのチャンネルに登場することもあります。万一の申し立てに備えて、領収書とライセンス文書は保管しておきましょう。

マントルピースに飾った靴下や、あたたかい色のストリングライトなど、季節感のある小物を画面に加えましょう。画面に文字を入れなくても、サムネイルの小さなサイズでクリスマスの配信だとひと目で伝わります。

配信を中断させないクリスマス音楽

YouTubeはライブ配信中、第三者のコンテンツが含まれていないかをスキャンしています。YouTubeヘルプによると、一致が見つかると配信がプレースホルダー画像に差し替えられることがあり、そのコンテンツが流れ続けると配信が中断または終了される場合があります。ヒットしたクリスマスソングの音源は、ほかの商用音楽と同じようにレーベルによって登録されているため、それらを使ったループは何度も繰り返し一致と判定される可能性が高くなります。

シーズンを通して流す配信に向いた、より安全な音源は次のとおりです。

  • 自分で作った音楽、または制作を依頼した音楽。ライブ配信での使用を含む書面の契約を交わしておきましょう。
  • ロイヤリティフリーの音楽ライブラリ。ただし、ライセンスがアップロードだけでなくライブ配信も明確に対象にしているものに限ります。
  • 古いメロディを新しく録音した音源。その録音の権利者からライセンスを受けて使います。曲そのものは古く、お住まいの地域でパブリックドメインになっていても、その曲の録音はどれもまだ保護されている場合があります。

薪の音だけのバージョンにすれば、この問題そのものを避けられますし、睡眠用にはそちらを好む視聴者も少なくありません。申し立て、違反警告、ライセンスについては、24時間配信におけるYouTubeライブの著作権ルールの記事で詳しく解説しています。

薪の音とやさしい音楽でつなぎ目のないループを作る

暖炉の配信は、つなぎ目で評価が決まります。炎が急に飛んだり、薪が突然元に戻ったりすれば、半分眠っている視聴者でも気づきます。つなぎ目を目立たなくするには、次のようにします。

  1. 長く作る。炎の映像は最低でも1時間が目安で、2〜3種類の異なる炎をローテーションさせるとさらに効果的です。長さや並び順については、ループ再生するプレイリストの作り方のガイドで解説しています。
  2. 終わりと始まりを数秒かけてクロスフェードさせ、最後のフレームが最初のフレームに溶け込むように編集ソフトで調整します。
  3. 音声はレイヤーで重ねる。薪の音のベースは一定に保ち、音楽はそれより数デシベル下に置きます。音楽が主役なら、その逆でもかまいません。曲と曲の間はフェードでつなぎ、部屋が無音になる瞬間を作らないようにします。
  4. アップロード前にすべてのファイルの音量をそろえ、動画が切り替わるたびに音量が跳ね上がらないようにします。
  5. すべて同じ設定で書き出す:解像度、向き、フレームレートを統一し、映像はH.264、音声はAACにします。

つなぎ目は編集ソフトの中だけでなく、テレビの画面でも確認してください。ノートパソコンではきれいに見えるカットでも、大画面だとはっきりわかってしまうことがあります。

配信開始のタイミングと季節限定配信のタイトル

クリスマスらしい雰囲気の映像は、12月よりかなり前から探され始めます。11月上旬から中旬には配信を始め、元日まで配信を続けられるよう計画しましょう。早めに始めれば、常連の視聴者がいちばん忙しい時期の前に配信を見つけてブックマークする時間もできます。

この形式に合うタイトルの例です。

  • クリスマス暖炉 24時間 – パチパチ燃える炎とやさしいクリスマス音楽
  • 心地よいクリスマスの暖炉 – 薪の燃える音だけ、音楽なし
  • クリスマスのユールログ ライブ – あたたかい炎とツリーの灯り

メインのフレーズを先頭に置き、音楽の有無をはっきり書きましょう。どちらも検索されるからです。サムネイルには、ツリーの灯りが入った明るくあたたかい印象のフレームを自分の映像から選び、スマートフォンのサイズでも見やすいかを確認してください。サイズやアップロード方法は、ライブ配信のカスタムサムネイルのガイドで解説しています。「山小屋から生中継」のような表現は、事実でない限り使わないでください。炎は事前に撮影したものですし、視聴者は誤解させられることを好みません。

子ども向け設定、チャット、アーカイブ:決めておくべきYouTubeの設定

配信を始める前に、いくつかの設定についてはきちんと考えて答えを決めておきましょう。

  • 子ども向け(Made for kids)。YouTubeはすべての配信でこの質問をします。リビングで流す暖炉の映像は一般の視聴者を対象にしているので、正直に答えるなら通常は「いいえ」です。アニメのキャラクターや童謡を使うなど、子どもを想定視聴者にしている場合にだけ「はい」と答えましょう。判断要素はYouTubeヘルプに記載されており、子ども向けに設定したライブ配信ではライブチャット、Super Chat、パーソナライズド広告が使えなくなります。
  • ライブチャット。さまざまな国からのあいさつも魅力のひとつです。ただし24時間チャットを見ている人はいないので、YouTube Studioでブロックする単語を追加し、不適切な可能性のあるメッセージを保留して確認できるようにしておきましょう。
  • アーカイブ。YouTubeは約12時間を超える配信を確実にアーカイブするわけではありません(12時間のアーカイブ制限を参照)。そのため、何週間も続く配信は、あらかじめ対策しておかないと動画が何も残らない可能性があります。
  • 広告。収益化を考えているなら、再利用されたコンテンツや独自性のないコンテンツに関する項目も含め、まずYouTubeのチャンネル収益化ポリシーを読んでください。暖炉の配信だからといって収益が保証されるわけではありません。

StreamHouseでクリスマス暖炉チャンネルをクラウドから運営する

季節限定の配信を、自宅のパソコンが8週間起動し続けることに頼るべきではありません。StreamHouseのYouTube 24時間配信なら、シーズン全体をStreamHouseのサーバー上で運営できます。

  1. 暖炉の動画をメディアライブラリにアップロードします。各ファイルは一度だけ統一されたプロファイルに変換され、「Ready」と表示されます。
  2. プレイリストを作成し、ループ再生に設定します。
  3. Googleでサインインしてチャンネルを連携します。StreamHouseが、タイトル、説明、ライブラリから選んだサムネイル、公開設定、子ども向けかどうかの回答を反映した配信枠を作成します。
  4. スケジューラーで、11月の1回限りの開始時刻と年明け後の終了時刻を、ご自身のタイムゾーンで設定します。
  5. 録画保護をオンにします。1〜11の中から時間を選ぶと、StreamHouseがその時点で最初の配信を終了し、YouTubeが完成した動画として保存できるようにします(デフォルトでは限定公開)。その後、プレイリストを最初からやり直すことなく、新しい配信枠で配信を続けます。これは1回の実行につき1度行われます。

YouTubeやネットワークに一時的な不具合が起きても配信は自動で再接続され、予期せず停止した場合はメールで通知が届きます。シーズン途中で新しい炎の映像を追加すれば、次の動画から再生されます。

よくある質問

クリスマスの暖炉ライブ配信は、YouTubeでどのくらいの期間続けられますか?

24時間配信のチャンネルは、何日も何週間も配信を続けるのが普通なので、シーズンを通した暖炉の配信も現実的です。問題になるのはアーカイブのほうで、YouTubeは約12時間を超える配信を確実にアーカイブするわけではありません。シーズンの配信を完成した動画として残したいなら、その時間に達する前に配信を終了するか、それを自動で行ってくれるツールを使いましょう。

クリスマスソングを流すと、暖炉の配信は削除されますか?

その可能性はあります。YouTubeはライブ配信中に第三者のコンテンツをスキャンしており、一致すると配信にプレースホルダーが表示されたり、配信が中断されたりすることがあります。人気のクリスマスソングの音源は、ほかの商用音楽と同じように登録されています。自分で作った音楽、制作を依頼した音楽、ライブ配信用にライセンスを受けた音楽を使うか、代わりに薪の音だけのバージョンを流しましょう。

暖炉のライブ配信は子ども向けに設定すべきですか?

通常は設定しません。一般の家庭を対象にした暖炉の映像は、想定視聴者、キャラクター、歌、言葉づかいなどを考慮するYouTubeの判断要素に照らすと、子ども向けには当たりません。子ども向けに作るなら「はい」と答え、ライブチャット、Super Chat、パーソナライズド広告がオフになることを前提にしてください。

24時間配信にストックの暖炉映像を使えますか?

はい。ストック素材のライセンスがライブ配信と長期間の使用をカバーしていれば使えます。ストッククリップは通常、非独占的に販売されているので、ほかのチャンネルが同じ映像を使っている可能性があり、共有されたクリップをめぐる申し立ても実際に起こります。ライセンスと領収書を保管しておくか、ほかの誰にもない映像にするために自分で炎を撮影しましょう。

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