クラウド配信とは?ライブ配信の仕組みをわかりやすく解説
クラウド配信なら、自分のパソコンを動かし続けなくてもライブ配信できます。クラウド配信とは何か、どのような仕組みで動くのか、そしてなぜ24時間配信チャンネルに最適なのかを解説します。
この記事の内容
「クラウド配信」という言葉はよく使われますが、その考え方はシンプルです。自分のパソコンでライブ映像をエンコードして送信する代わりに、データセンターにあるサービスがその作業を代わりに行ってくれます。作業の場所を手元の机からクラウドへ移すこと、それこそが手間いらずで常時稼働のライブ配信を可能にしているのです。
ここでは、クラウド配信とは何か、そしてどのような仕組みで動くのかを解説します。
この記事のポイント
- クラウド配信では、配信処理がPCではなくリモートのサーバー上で動きます。
- すべてブラウザから管理でき、ソフトのインストールは不要です。
- 自宅の機材や回線が故障の原因になることがなくなります。
- 常にオンラインでいる必要がある24時間配信チャンネルに最適です。
基本的な考え方
従来のライブ配信は、自分のマシン上で行われます。OBSのようなソフトが映像を取り込んでエンコードし、自宅のインターネット回線がそれをプラットフォームへアップロードします。クラウド配信では、この作業をまるごとリモートのサーバーへ移します。動画をサービスにアップロード(または映像ソースを接続)すれば、エンコードと配信はクラウドから行われます。パソコンの役割は設定用のブラウザタブだけになり、設定が終われば配信にはまったく関わりません。
仕組みをステップごとに
録画済み動画のチャンネルなら、流れは次のとおりです。まず動画をサービスのメディアライブラリにアップロードし、そこで配信用に準備されます。次に動画をプレイリストに並べ、プラットフォームをストリームキーで接続します。あとはサービスがサーバーからRTMPでプレイリストを配信します。動画は事前にエンコードされているため、リアルタイム処理でカクつくことがなく、映像は自宅回線ではなく強力なデータセンターの帯域から送り出されます。
安定性が高い理由
クラウド配信の真価は安定性にあります。自宅での配信は、パソコンが電源を入れたまま安定して動き続けること、そして回線が一度も落ちないことが前提になっており、どちらも配信が途切れるよくある原因です。クラウドならこの2つがなくなります。クラッシュする自宅PCも、混雑する家庭の回線もありません。StreamHouseのようなサービスは自動再起動を備え、99.9%の稼働率を目標としているため、一瞬のネットワーク障害も配信停止ではなく素早い復旧で済みます。
クラウド配信が向いている用途
クラウド配信は、録画済みのコンテンツや常時稼働の配信全般に向いています。24時間の音楽やlofi、再配信、教育コンテンツ、環境映像のチャンネル、デジタルサイネージ、ブランドの配信などです。また、クラウドがアップロード回線に負担をかけずに多数のプラットフォームへ中継できるため、生配信のマルチ配信にも役立ちます。その瞬間にカメラの前で生で届けることに価値があるなら、ローカルのツールにもまだ出番があります。しかし手間をかけずに途切れず存在し続けたいなら、クラウドが自然な選択です。
始め方
インストールするものが何もないので、すぐに始められます。アカウントを作成し、動画をアップロードし、プレイリストを作り、ストリームキーを貼り付けて「開始」を押すだけです。あとはノートパソコンを閉じてしまってかまいません。この手軽な導入と安定性こそ、24時間配信チャンネルを運営するクリエイターがクラウドから配信するようになっている理由です。試してみるならスタートガイドをご覧ください。
よくある質問
クラウド配信はOBSを使うのと同じですか?
いいえ。OBSは自分のパソコン上で動きますが、クラウド配信はリモートのサーバー上で動きます。クラウドなら、インストールするソフトも、自宅で動かし続けるものもありません。
速いインターネット回線は必要ですか?
動画をアップロードできる程度で十分です。動画がクラウドに入ってしまえば、配信は自宅の回線に左右されません。
クラウド配信は24時間配信に耐えられるほど安定していますか?
はい、そのために設計されています。自宅の機材と回線を取り除き、自動再起動を備えているため、常時稼働のチャンネルに適しています。


