録画済み動画でDailymotionの24時間ライブチャンネル
Dailymotionのライブ配信は、記事の横に埋め込むニュースのループ、ブランドチャンネル、イベントのリプレイなど、パブリッシャーやメディア企業に向けた機能です。StreamHouseは既存の動画ライブラリを使い、そのチャンネルをクラウドから運営します。一度アップロードしてプレイリストを作り、Dailymotionの配信情報を貼り付ければ、オフィスにエンコーダーを置かなくても放送を続けられます。
DailymotionのライブはEnterprise限定の機能
本稿執筆時点で、Dailymotionのヘルプセンターではライブ配信はEnterpriseプランでのみ利用できるとされています。Users、Creators、Starter、Advancedの各アカウントは対象外と明記されており、有効化にはアカウントマネージャーまたはサポートへの問い合わせが必要です。また、Dailymotionはライブのエンコード料金を、配信時間、解像度、フレームレートに応じて分単位で請求します。24時間のチャンネルを計画する前に、契約内容を確認してください。
パブリッシャーが24時間配信しているもの
- ニュースや解説動画のループを記事ページに埋め込み、読者が訪れたときに常に動画が再生されている状態にする。
- ブランドチャンネルで、過去の番組や製品動画のカタログを順番に流す。
- イベントのリプレイを、カンファレンスや製品発表のあとに他のタイムゾーンの視聴者へ届ける。
- 季節ごとの番組編成を既存の映像で組み、すべてを再エンコードするのではなくプレイリストの編集で更新する。
配信するのは、自社で所有しているか、この用途でライセンスを得たコンテンツだけにしてください。
StreamHouseでの設定方法
- Dailymotion Studioでライブ配信の画面に移動し、新しいライブ配信を作成します。RTMP用のストリームURLとストリームキーが表示されます。
- 動画をStreamHouseにアップロードし、プレイリストを作成します。プレイリストは自動でループします。
- RTMP URLとキーを使って、Dailymotionを配信先として追加します。
- 配信を開始するかスケジュールし、公開範囲や埋め込みはいつもどおりDailymotion Studioで管理します。
Dailymotionの推奨設定
本稿執筆時点で、DailymotionはH.264(Highプロファイル)、キーフレーム間隔2秒、192kbps以上・44.1kHzのAAC音声を推奨しています。30fpsの場合、720pで約2,500kbps、1080pで最大8,000kbpsが目安です。StreamHouseはすべての動画を事前に2秒キーフレームの統一プロファイルで準備するため、動画から動画へ切り替わってもビットレートとタイムスタンプが安定します。
配信を止めずにチャンネルを新鮮に保つ
チャンネルがライブ中でも動画の追加・削除・並べ替えができます。変更は次の動画から反映されるため、埋め込みプレーヤーが真っ暗になることはありません。Dailymotionが保存するライブ録画は1本あたり最長10時間なので、ライブチャンネルはアーカイブではなくプレーヤーとして捉えましょう。
StreamHouseで運用する理由
- 専用のエンコーダー機材やオフィスのPCをつけっぱなしにする必要はありません。
- 回線や取り込みサーバーに一時的な不具合があっても自動で再接続します。
- 編集者、アップロード担当、配信管理者それぞれにチーム権限を設定でき、請求情報は必要のないメンバーには表示されません。
- 同じ配信をYouTubeやFacebookにも送り、ソーシャルメディアの視聴者に届けられます。
外部エンコーダーを使うのが初めてなら、まずはカスタムRTMP配信ガイドからどうぞ。